毛に関する肌トラブルの中で「埋没毛」というものがあります。
埋没毛は見た目にも気になってしまうだけでなく、放っておくとトラブルになる可能性もあります。
また、脱毛の真っ最中だと、脱毛を進めて良いのか迷うこともありますよね?
美容脱毛サロンEmpFirstのスタッフが3分であなたのお悩みに答えます。
埋没毛は脱毛は可能!原理を解説
埋没毛でも基本的には脱毛することは可能です。
そもそもの埋没毛の原理や、なぜ脱毛が可能なのか説明します。
埋没毛とは?
埋没毛とは、本来肌の表面に出てくるはずの毛が皮膚の内側に埋もれてしまっている現象のことをいいます。
毛が皮膚の下で伸び続けるため、肌の表面からうっすらと見える状態になってしまいます。
埋没毛も照射に反応するため施術が可能!
脱毛の方法にもよりますが、脱毛は基本的には毛根のメラニンに照射し、ダメージを与えます。
埋没毛であっても照射には反応するため脱毛を行うこと自体は可能です。
ただし、埋没毛の影響で肌トラブルが起きてしまっていると、照射できなかったり、出力を落とさざるを得ないケースもあります。
(出力を落とした場合、期待していただけの効果が得られず時間や回数がかかってしまう可能性があります。)
埋没毛の原因は誤った自己処理
埋没毛の原因はいくつか考えられますが、その多くは誤った自己処理です。
具体的に、多く挙げられる原因について複数紹介していきます。
毛抜きでの自己処理はNG
毛抜きで自己処理をした場合、毛根が傷つくことがあります。
毛根が傷つくと皮膚の表面の角質が硬くなり、毛が表面に出てこられなくなり埋没してしまう原因になります。
カミソリが原因になることも
カミソリで処理をすることで肌が傷ついてしまっても、角質は肌の内部を守るために硬くなります。
結果、毛が角質に塞がれてしまい、出てこられなくなり埋没毛になるケースもあります。
埋没毛を放置するリスク
埋没毛は放置しておくと見た目に影響するだけでなく、中長期的な肌トラブルの原因となってしまう可能性があります。
埋没毛が残り、見た目が悪くなる
埋没毛がずっと残ってしまい、見た目に影響する可能性があります。
埋没毛は一定期間放置しておけば自然と皮膚のターンオーバーに伴い表面に出てくるケースも少なくありません。
しかし、適切な処置をしないと中々解消できないこともあり、いつまでも気になる埋没毛がなくならないケースがあります。
毛嚢炎
埋没毛が皮膚の中で成長し、毛穴を刺激してしまうと細胞に雑菌が入り込み、毛嚢炎になるリスクがあります。
埋没毛に痛みや痒みが伴う場合は皮膚が炎症を起こしている可能性があるため、注意しましょう。
色素沈着
毛嚢炎を放置していると色素沈着を起こしてしまい、肌に黒ずみが残る原因となってしまうこともあります。
色素沈着を起こしてしまうと、場合によっては治癒に数年を要してしまうこともあるため、色素沈着が起きる前に対応することが望ましいです。
埋没毛ができてしまった場合の対策方法
埋没毛は放置しておいて解消することもありますが、トラブルになることもあります。
埋没毛ができてしまった場合、どのような対策方法があるか紹介します。
肌のコンディションを保つ
埋没毛を自然解消するには、肌のターンオーバーを促すことが大切です。
念入りに保湿を行うなど、肌のコンディションを改善することにより埋没毛の解消につながるケースがあります。
ピーリングを行う
ピーリングとは、肌の表面の古い角質をジェルやクリームを使って溶かして取り除く手法です。
自然なターンオーバーでは改善が難しそうな場合や、より早く解消したい場合はピーリングも取りうる選択です。
クリニックで処置を行う
埋没毛を解消するもっとも適切、かつ安全な方法は医療クリニックでの処置を受けることです。
肌のコンデイションや埋没毛の状況を確認してもらい、適切な処置を受けることが期待できます。
自然治癒が難しそうな場合や、一刻も早く治したい場合、安全性を重視する場合などは特におすすめです。
まとめ
埋没毛も脱毛の施術を受けること自体は可能ですが、埋没毛自体放っておくと肌トラブルになる可能性もあります。
普段から肌のコンディションを保ち、埋没毛が起こらないようにするとともに起きてしまったら適切な対処を行うようにしましょう。