ムダ毛を毛根から抜くメリット・デメリットをサロンスタッフが解説!

ムダ毛の処理の方法の一つとして毛根から抜くという方法が挙げられます。

 

毛根から抜く処理にはどんなメリットやリスクがあるのか、それらをふまえて行ってよい処理なのか悩まれているかもしれません。

 

美容脱毛サロンEmpFirstのスタッフが4分であなたのお悩みに答えます。

 

毛根から抜くメリットは一時的な見た目の改善

 

まず、ムダ毛を毛根から抜くメリットについて説明します。メリットは一時的に見た目が以前され、その状態がある程度長期間維持できることです。

 

剃り跡が残らず、長期間良い状態が維持できる

毛根から抜くことにより一時的に毛がなくなるため、表面に剃り跡などが残ることはなくきれいな状態になります。 

また、剃った場合は毛が伸びて肌の表面に出てくるまでの期間は短いですが、毛根から抜いた場合は毛が再生し、生えてくるまで時間がかかるため長期間状態が維持できます。

 

ワックス脱毛では美肌効果も期待できる

毛根から抜く処理の代表的なものがワックス脱毛です。

 

ワックス脱毛では毛根から抜くことで一時的に毛を綺麗に取り除けるだけでなく同時に肌の古い角質も取ることができるため、美肌効果も期待できます。

 

毛抜き・ピンセットでの処理はNG

毛根から抜く自己処理のより手軽で安い方法として毛抜きやピンセットで抜くことが挙げられますが、この方法は奨励されません。

 

ワックスと比べても肌トラブルを起こす可能性が高いため、どうしても一時的に毛を抜く処理を選ぶ場合はできるだけワックスを選ぶようにしましょう。

 

毛根から抜くデメリットはあらゆる肌トラブルの可能性

 

ムダ毛を毛根から抜くことは一時的には見た目の改善が期待できますが、肌へダメージが大きいことや毛根や毛穴が傷つくことからあらゆる肌トラブルにつながる可能性があります。

 

埋没毛(埋もれ毛)

毛を無理やり抜いてしまうことは、正常な発毛サイクルを乱し、次に生えてくる毛が皮膚の中に埋もれてしまう埋没毛(埋もれ毛)に繋がるリスクがあります。

 

埋没毛(埋もれ毛)は対処に時間がかかり見た目にも悪影響がでる可能性があります。

 

毛嚢炎

無理やり抜いた毛穴から雑菌が入り込むことは毛嚢炎になってしまうリスクもあります。

 

基本的には1週間ほどで治りますが、ニキビのような症状で見た目にも影響が出てしまいます。

 

色素沈着

毛を毛根から抜くことは肌への影響が大きく、皮膚が自らを守るためメラニン色素をつくりだすことがありますが、これが色素沈着に発展する恐れがあります。

 

色素沈着は治癒に時間がかかることも多く、美容の大敵です。

 

(参考)毛が抜くと濃くなることはない

毛を抜くと次に生えてくる毛は濃くなるという説もありますが、毛を抜くと濃くなるといった医学的根拠はありません

 

ただし、「硬毛化」と呼ばれる現象が毛を抜くことによって起きる可能性はゼロではありません。

 

毛根から抜く以外の自己処理の方法

 

毛根から抜く自己処理はメリットの割にデメリットが多く、おすすめできません。それ以外の自己処理の方法やメリット・デメリットについて解説します。 

カミソリで剃る

まず挙げられるのがカミソリで表面の毛を剃る方法です。

 

カミソリのメリット

カミソリは深剃りができるため、表面の毛を綺麗に剃ることができます。

 

また、アイテム自体の単価が安いこともメリットです。

 

カミソリのデメリット

カミソリは刃が表面に出ているため、肌を傷つけやすく使用時に注意することや入念な保湿が求められます。

 

また、剃る処理は比較的頻繁に必要であることもデメリットです。

 

シェーバーで剃る

カミソリのほかにシェーバーを使って表面の毛を剃る方法も挙げられます。

 

シェーバーのメリット

シェーバーは刃が直接肌に当たらないためカミソリと比べて肌への負担が少なく、肌トラブルを起こしにくいことがメリットです。

 

事前にジェルを塗るなどの手順も必要ありません。

 

シェーバーのデメリット

カミソリと比べると深剃りできないため、表面に細かい毛が残ることがあります。

 

また、シェーバーの購入にある程度の費用がかかることもデメリットとして挙げられます。

 

除毛クリームを使う

自宅で気軽にできる処理として除毛クリームを使う方法も挙げられます。

 

除毛クリームは肌の表面にクリームを塗り、毛を化学的に溶かしてしまう手法です。

 

除毛クリームのメリット

毛を抜くのと同様、一時的にですが毛根から毛を溶かすため表面が綺麗になります

 

また、再び処理が必要になるまで時間が空くこともメリットです。

 

除毛クリームのデメリット

除毛クリームは毛を物理的に溶かすような強いクリームを肌に塗るため、肌に悪影響を与える可能性があります。

 

肌に合う、合わないもあるため事前にパッチテストを行うことをおすすめします。

 

自己処理の手間を省くには脱毛がおすすめ


 
毛根から抜くことも含めた自己処理は一時的に肌をきれいにすることができますが、時間が経つとまた元通り生えてきます。

 

その上、それぞれの方法に肌トラブルのリスクがあり、かえって見た目を悪くしてしまうおそれもあります。

 

ムダ毛を根本的に処理するならば、サロンやクリニックでの脱毛を行うのがおすすめです。

 

サロンでは永久脱毛はできませんが、毛の再生力を少しずつ弱らせていくことで永久脱毛に近い状態を実現することは可能です。

 

まとめ


 
ムダ毛処理として、毛根から抜く方法は一時的な見た目の改善には一定の効果があります。

 

しかし、毛を無理やり毛根から抜くことによる肌トラブルのリスクを考えると、あまり奨励される方法とは言えません。

 

根本的な対策を行いたければサロンやクリニックで脱毛の施術を受けるのがおすすめです。

 

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