光脱毛の仕組みと効果!レーザー脱毛との違いは?おすすめの脱毛機器はなに?

光脱毛はフラッシュ脱毛とも呼ばれており、脱毛サロンで受けられる脱毛法です。
 
脱毛したい部位にマシンを当てるだけで行える手軽な施術法ということもあり、脱毛に対するイメージを変えています。
 
しかし光脱毛も使用する機器によって特徴は異なりますし、レーザー脱毛(医療)との違いについても少し分かりづらいと思います。
 
そこで今回、光脱毛について仕組みや効果、そしてそれぞれの特徴や医療脱毛との違いなどについて紹介します。

光脱毛の仕組みと効果


 
光脱毛は毛根に光を加えることで毛の成長を抑え、毛を生えにくく薄くしてくれます。
 
毛周期との関係もあり毛周期に合わせて脱毛を行うのが一般的です。

光脱毛の仕組み

光脱毛では脱毛したい部位に光を照射して毛根に熱ダメージを与えます。
 
光を与えることで毛に含まれる毛根が刺激され、再生力を弱めます。
 
繰り返し施術することで毛根の働きが抑制され、徐々に毛を薄く、生えにくくしてくれるのが光脱毛です。
 
毛の再生力を抑えるという点ではレーザー脱毛(医療)も同じ原理で脱毛しています。
 
レーザー脱毛は永久脱毛、光脱毛は半永久脱毛とイメージする方も多いかもしれません。
 
しかしレーザー脱毛も光脱毛も脱毛によってホルモンバランスが崩れることがあります。
 
すると毛周期が乱れ、再度毛が生えてくることはあります。
 
ですので、レーザー脱毛(医療)だから永久に毛は生えてこないとは言えません。
 
逆を言えば同じ原理で脱毛しているわけですから、人によっては光脱毛でも永久に脱毛効果を実感することも可能と言えるでしょう。

光脱毛と毛周期の関係

脱毛する上で脱毛と毛周期の関係についてはしっかり理解しておきたいところです。
 

  • 成長期・・脱毛効果が得やすい
  • 退行期・・毛の成長が止まり脱毛効果が得にくい
  • 休止期・・毛が抜け落ちる時期で脱毛効果は得にくい

 
毛周期には3つの周期がありますが、成長期に光を与えることで脱毛効果を発揮します。
 
つまり退行期・休止期には脱毛が行えないのがこれまでのデメリットでした。
 
(現在毛周期関係なく脱毛できる最新機器が出ています)
 
「脱毛は時間がかかる」というイメージも強いと思いますが、退行期や休止期に光を当てても、すでに毛は弱まっているので脱毛の効果は得られないので仕方ないことだったのです。
 
光脱毛を考えて調べる中で「3年で脱毛完了」などの文字を見ると、果たして3年間通い続けられるか不安に感じますよね。
 
しかし光脱毛の原理からも毛周期の中で成長期を狙って光を与えないと効果は発揮できないので、どうしても次の成長期を待つしかないのです。
 
現在、毛周期を気にすることなく脱毛を短期間で完了させられるSHR脱毛という最新機器が登場しています。
 
SHR脱毛であれば毛周期は関係なく施術できますが、その他の機器を取り入れるサロンでの施術であれば、毛周期についてはしっかり理解しておきましょう。

レーザー脱毛との違い

脱毛は決して安価で行えるものではありません。
 
部分脱毛であっても容易に考えられる金額ではないと思います。
 
そこでどのサロンを選ぶべきか?そしてレーザー脱毛(医療)の方がいいのか?光脱毛(サロン)の方が合っているのか特徴や料金で比較すると思います。
 
ここでは光脱毛とレーザー脱毛の違いについてまとめます。
 
まず前提として違いを理解するのであれば、脱毛クリニックで受けられるは「医療レーザー」、脱毛エステサロンで受けられるが「光脱毛」という点です。
 
脱毛の原理は同じですが、医療レーザー脱毛は医療行為であり有資格者のいる医療機関でしか受けられません。
 
医療行為ですので安全性の高さはありますが、やはり金額的にはエステサロンで脱毛するよりも高くなってしまいます。
 
他にもレーザー脱毛と光脱毛には違いがありますので、それぞれの特徴を理解して納得した上で契約するようにしておきましょう。

波長が違うから1回の脱毛効果が違う

  • 光脱毛・・500~1,200nm
  • レーザー脱毛・・800~810nm

 
光脱毛とレーザー脱毛は照射されるレーザーの波長が異なります。
 
波長が異なることで1回の脱毛効果は医療レーザーの方が高くなります。
 
ただ広範囲に刺激を抑えて光を与える光脱毛に比べると、パワーがあるので痛みを感じるのがレーザー脱毛のデメリットになります。

必要な回数と期間が異なる

  • 光脱毛・・12~18回(2~3年)
  • レーザー脱毛・・5~8回(1~2年)

 
当然ですが1回あたりの脱毛効果が高いレーザー脱毛は脱毛完了も早く済みます。
 
回数や期間に関しては個人差はありますが、これまでのレーザー脱毛とは約半分以下の期間で完了するので、早期に脱毛を終えたいという人はレーザー脱毛を選んでいたと思います。

痛みの強さが違う

  • 光脱毛・・弱い
  • レーザー脱毛・・強い

 
レーザー脱毛がどのくらい痛いのかというと、人によっては麻酔クリームの処方や笑気麻酔を使用して脱毛を行うほどです。
 
照射時の出力の高さはメリットですが、人によっては痛みに耐えられずに途中リタイアするなんてこともあります。
 
受けられる人がいないというほどの痛みではありませんが、通い続けるとなると痛みはできるだけ避けたいですよね。
 
痛みが気になるけどレーザー脱毛を受けたいという人は、医療機関で麻酔クリームの処方を行なっているかなどもしっかりと調べておく方がいいでしょう。
 
レーザー脱毛と光脱毛の大きな違いとしてあげられるのがこの3つのポイントです。
 
痛みは我慢するから早期に脱毛を終えたいという方、これから紹介する3種類の光脱毛の仕組み,SHR脱毛とレーザー脱毛を比較して検討してみてください。

光脱毛の仕組みと3種類の方式


 
光脱毛のデメリットは「効果が現れるまでに時間ががかかる」そして「完了までが長い」。
 
こうした点から光脱毛ではなくレーザー脱毛を選ぶ人が多いと思います。
 
たしかにこれまでの光脱毛は毛周期との関係から時間はかかっていました。
 
しかし光脱毛に新たな最新機器が導入されました。
 
それが「SHR脱毛」です。
 
IPL脱毛、SSC脱に加え、新たに導入されたSHR脱毛の3種類の光脱毛から脱毛方法を選ぶことができるようになり、これまでの光脱毛のデメリットを解消してくれています。
 
それぞれの特徴な効果、デメリットを比較して、最後にレーザー脱毛とどちらが本当にいいのかじっくり検討してみましょう。

IPL脱毛

毛のメラニン色素に反応して毛根を刺激するIPL脱毛は、黒色に反応するので毛周期のサイクルを無視して施術することは難しいので、脱毛完了に時間はかかります。
 
メリットは濃いムダ毛やVIOの脱毛に強いという点です。
 
ただし日焼けした肌や色黒肌やほくろ部分には照射できず、色素が薄い産毛などの脱毛も向いていません。
 

期間・回数 毛周期に合わせて2~3ヶ月に1回照射。
 
2~3年で脱毛完了。
脱毛時間 一度に広範囲への照射が可能。
 
全身脱毛なら約2時間~2時間半、部分脱毛なら約5分~30分
効果 12回ほどで自己処理が楽になり、18回ほどで自己処理なしでも気にならなくなる
痛み 毛量の多い部分はやや痛みあり
料金 平均35万円

SSC脱毛

SSC脱毛はとにかく痛みを感じにくいという特徴があります。
 
SSC脱毛はビーンズジェルと呼ばれる特殊なジェルを用いて脱毛します。
 
これは熱を与えるわけではく、ビーンズジェルの作用によって制毛、抑毛効果を高めているからです。
 
脱毛法としては脱毛したい部位にビーンズジェルを塗りその上からクリプトンライトを照射し行います。
 
照射することでビーンズジェルに含まれるビーンズが弾け、フィニリーブと呼ばれる有効成分が毛の素となる毛母細胞に作用して制毛、抑毛効果を発揮してくれるという原理です。
 
そこで少し注意しておいて欲しいのですが、SSC脱毛は効果を実感できるまでにそれなりに時間がかかるという点です。
 
成分を利用して働きかけるので「効果がない」などの口コミもちらほら目につきます。
 
SSC脱毛の原理から「毛の成長を抑制する」という効果を理解しておきましょう。
 
また細い毛は比較的早めに効果が出やすいのですが、濃い毛の方は効果が見えるまで時間がかかります。
 
もともと毛が濃いという方にはあまり不向きかもしれません。
 

期間・回数 毛周期に合わせて1~3ヶ月に1回照射。
 
6回完了までに約1年、12回完了までに約2年。
脱毛時間 1秒間に6~10回程の連続照射が可能。
 
全身脱毛は1回約60分~90分で施術。
効果 6回程度から効果を実感し始め、12回ほど脱毛を繰り返すと毛が気にならなくなる
痛み 痛みがほとんどない。
 
個人差によっては痛みを感じることもある。
料金 平均10万円前後

SHR脱毛

SHR脱毛はサロンで行われる光脱毛なかでも最新の脱毛方法です。
 
光脱毛の中でも特にメリットが多く、まず大きいのは「毛周期関係なく施術できる」という点でしょう。
 
SHR脱毛は毛全体を包んでいる毛包と「バルジ領域」に弱い熱を繰り返し照射していく脱毛方法です。
 
これまでの脱毛では毛乳頭細胞、毛母細胞を刺激することで毛根の働きを抑えて毛の生成力を抑えていました。
 
この原理からどうしても成長期にしか効果が得られないというデメリットを作っていました。
 
SHR脱毛は「バルジ領域」という毛をつくる指令を出す部分を刺激します。
 
ちなみにバルジ領域が発見されたのは2000年~2001年と最近のことです。
 
毛包とバルジ領域を刺激することで毛母細胞の生成を抑える効果が期待できるので、SHR脱毛は毛周期のサイクルとは関係のない毛包とバルジ領域へ照射することで短期間での脱毛を完了させることが可能なのです。
 
また弱い熱を広い範囲(毛包全体)に照射することが可能なので、効率よく痛みも抑えながら脱毛ができるのもSHR脱毛のメリットになります。
 
これまでの脱毛とは違い毛包とバルジ領域に照射してくれるSHR脱毛は顔らや二の腕、背中の産毛などの脱毛も得意としています。
 
従来の光脱毛では施術できなかった日焼けした肌やシミやほくろもメラニンを刺激することなく脱毛できるので光脱毛最新機器として注目しておきたいマシンです。
 

期間・回数 2週間~1ヶ月おきに施術可能。
 
毛周期と関係ないので最短6ヶ月。
 
脱毛時間 10秒間で約1000本の無駄毛を処理できるため、1回の施術時間最短30分
効果 3回程度から効果を実感し始め自己処理が楽になる、6回目程度で無駄毛が目立たなくなる・12回ほど脱毛を繰り返すと毛が気にならなくなる
痛み 低温を広範囲(毛包全体)に照射するため痛みがほぼない。
 
個人差はありますがVIOラインもじんわり温まる程度
料金 平均30万円前後

光脱毛なら最新機器のSHR脱毛がおすすめ!


 
光脱毛も使用する機器によって効果や回数や完了までの期間は異なります。
 
これまでレーザー脱毛(医療)の強みであった「早期に効果が感じられる」という点においてもSHR脱毛なら毛周期を気にすることなく脱毛できるので回数を繰り返しやすくなり、デメリットを解消しています。
 
最新機器ですので導入しているサロンはまだ少ないですが、EmpFirstは最新のSHR脱毛を取り入れています。
 
エステティシャンの技量はもちろんですが、SHR脱毛によるメリットを最大限に感じていただけると思います。

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